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石仏(契山観世音・お地蔵等)

境内に安置されているご仏像(石仏)を紹介します。

目次

契山観世音

契山の山名は、植林・土木の神「五十猛命」(イソタケルノミコト)と地元の娘「さこの姫」が、この山の頂にて、婚儀をあげられたという言い伝え(契山伝説)に由来すると言われております。 

良縁の伝説にちなみ、2008年に大興善寺契園の頂上辺りに、契山観音を勧請安置致しております。

2012年には「大興善寺 契山」が「恋人の聖地」として登録され、最強金属で作られた「ハートのモニュメント」(日本タングステン寄贈)も設置され現在に至ります。

幸福地蔵尊

江戸時代に建立されたお地蔵様です。法界万霊と記されており、全ての世界に仏の功徳が満ちるように願いを込めて作られました。大きなお姿のお地蔵様は、柔和でにこやかなお顔をされており、お参りされる方に幸せを与えてくださいます。

自然石彫像板碑


 せいたか童子像

この碑は、高さ1.3m、幅54cmの板状の花崗岩に高さ65cmの制多迦童子(せいたかどうし)と思われる像を彫り込んでいます。像の右下には「正平十年 八月十八日 檀那 敬白」の銘文があります。
(基山町教育委員会作成による「自然石彫像板碑」の紹介文より)

「正平十年」は、西暦1355年にあたり、南北朝時代の南朝方の年号です。このことから、この地一帯が当時南朝方の勢力下にあったことが窺えます。

1985年(昭和60年)に基山町重要文化財に指定されました。

マリア観音

マリア観音の石像です。隠れキリシタンの信者が信仰されておりました。

この像は、かつて福岡県博多「柚の梅酒造」柴田忠次郎氏の邸内に安置されておりましたが、博多「聖福寺」仙厓和尚と親交厚き豪潮律師の縁にちなみ柴田氏が寄進されたものです。
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