大興善寺住職です。
平成最後のつつじ見頃宣言を、本日4月23日させていただきます。昨年に比べ3日遅い宣言となります。
今年の見頃を迎えるまで
福岡・佐賀では、桜が例年になく早咲きとなりました。
つつじの開花も例年比、大幅に早くなると想定し、4月12日に開園式ということで進めてまいりました。

その後、気温の上昇が緩やかになりましたが、従来と比べますと、季節の移ろいは早く、4月23日現在「7部咲き」と判断しました。
大興善寺では、みずみずしい花々が見られるこの段階から、是非のご来訪をおすすめしております。
従って、いよいよ「見頃になりました」という「見頃宣言」を迎えた次第です。
見頃に入り
とはいいましても、4月23日時点では、全域が満開というわけではありません。
満開状態は、127段の石段付近、契園入り口から日本庭園にかけての場所(下の方)。
5分咲きから7分咲き程度の一目一万本。
そして頂上付近を総合して「見頃」と判断しました。現在の状態が見ようによっては最高です。豪華な「一目一万本」に咲く花々は、もう少しお待たせします。
何れにしましても、大興善寺のつつじは平成時代中にピークを迎える形になるでしょう。
最新の開花状況につきましては、
をご確認ください。
今年のつつじ観光につきまして

昨年から作業をすすめ、日陰を作っている楠や椎の大木を除いて日当たりを良くしましたので、特に、契園入口付近から一目一万本への道沿いの景色が良くなりました。

今年、佐賀県遺産に認定頂きました茅葺本堂の屋根とともに、花芽もついて美しいツツジが楽しめる様子です。
昨年以上に美しい花々のお目見えを期待しております。
見頃については、令和に入りましても花々を飾ることになれば幸い。5月はじめまで持ってくれるように願っております。
あとは天候次第。気温の上昇が緩やかであれば良いのですが、自然の成り行き任せです。
平成終盤・令和序盤。できるだけ多くの方々が、この地ならではの風景・花々とご対面いただくことを願ってやみません。

平成31年4月23日 大興善寺住職 神原玄應