令和最初の大興善寺紅葉シーズン。12月8日をもちまして、幕を閉じることになりました。
期間中ご来訪いただき、まことにありがとうございました。

紅葉シーズン回顧

2019年11月21日の八万四千塔周辺
11月21日の紅葉名所「八万四千塔周辺」

紅葉シーズンを振り返ります。

11月当初の予測から、昨年に比べ紅葉がかなり遅れ気味。そのような心配も抱えてのシーズン突入となりました。

実際、見頃宣言も10日遅れ。

そして人出のピークと予想された11月24日。

当初の天気予報は悲しいことに雨。残念な思いで当日を迎えますと、なんと晴天の気配。

雲の動きが、予報通りにはならず、少しの雨は降りましたが、午後より大きく晴れて参りました。全山にあふれるエネルギーが、好天を呼び込んだ思いで、大きな元気をいただきました。

雨やよからぬ予報に悩まされるのは、毎年の恒例行事のようなものですが、今年はシーズン全般、ひどい雨に祟られなかったのが何より。

紅葉群が、それほど落ちなかったことに加えて、代わる代わる色づいて、契園には、いつ登ってもきれいな紅葉が楽しめることになりました。

結果としまして、12月に入っても、最終日に至るまで、きれいな紅葉が、規模を少しずつ縮小しながらも維持できたようです。

ライトアップも延長実施

11月24日の雨予報を受け、紅葉ライトアップ日程を追加決定。1週間後となる11月30日・12月1日に実施いたしました。

日数を経るため、侘しいライトアップも覚悟しておりましたが、紅葉の色づきも、人出も、心配を吹き飛ばす盛況となって、延長に踏み切ってよかったと回顧しております。

2019年12月1日の紅葉ライトアップ模様
12月1日の紅葉ライトアップ模様

ライトアップ最終日の12月1日につきましては、直前からの雨が残念でしたが、その状況にもかかわらず、訪れた方々は、思い思いに楽しんでいただいたようです。

紅葉ライトアップ「契山の灯り物語」は、計7日間開催となりました。

高評価をいただき

仁王門の紅葉(2019年11月24日)
テレビ生中継ではこの場所から放映

地元テレビ局の中継報道も、いいタイミングで、紅葉の美観を紹介していただき何よりでした。

今年は、国内外問わず、さまざまなところから大興善寺まで足を運んでいただいたようです。最終日に観光バスを迎えるのも、寺としては初めての経験となりました。

いろんなところで高評価をいただいたとの報告も受け、二重の喜びを感じております。

大興善寺の紅葉を盛り上げてくださいましたお客様・関係各位の皆さまには、厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

これからの大興善寺

紅葉シーズンは、終了となりましたが、ちらほら程度、まだこれから紅葉が色づくところもある様子。

12月7日の契園中腹

慌ただしい師走の気配となれば、自然、紅葉への関心も遠のいて行きますが、終了の翌日も、紅葉の美景は、契園の各所に残っております。

ですが、春から秋にかけ、青もみじ・紅葉に彩られてきた大興善寺の自然風景も、冬に入り、きれいさっぱりな状況に至ることになります。

オーバーツーリズムといった具合に大興善寺がごった返すことは、観光シーズン中でもめったにないことですが、シーズンの賑わいから一転して、これからは、日常の佇まいに戻ります。

葉に覆われることのない、近代以前を彷彿させる、昔ながらの大興善寺の風情にも戻ることになります。

日々、この寺で過ごす私にとりましては、ご参詣のみなさまとのふれあいが日常。御朱印をいただきにお参りなさる方とのふれあいや、檀家や信者さんとの語らいに日々を送ります。

直近は歳末やお年始の行事準備。そして年明けから、春のつつじや新緑観光の準備も始まります。

今年は年号も変わり、私自身、齢を重ねていることを実感する日々を過ごすことになりました。

ですが来年も、新しい未来に向かって歩みを進めることになります。

どうか、今後とも、ご厚誼にあずかりますよう願ってやみません。

以上をもちまして、令和元年度紅葉シーズン終了および御礼の挨拶にかえさせていただきます。

令和元年12月9日 大興善寺住職 神原玄應