本年および平成最後の大興善寺紅葉ライトアップ。11月25日に無事終幕。
期間中たくさんの方々にお出でいただき、まことにありがとうございました。
さよなら夜の紅葉

「契山の灯り物語」と銘打って2年目のライトアップイベント。
昨年の反省とともに、幾分の修正を加えて今年11月17日より5日開催となりました。
土日祝日中心の本年度紅葉ライトアップ。
結果としまして、今年は人出と紅葉が、最高の状況ともいえる催しとなりました。
天候に感謝。紅葉に感謝。そして訪れた皆様に感謝。それが偽らざる気持ちとなります。
本年は、早い紅葉でしたので、前半の11月17日・18日はまだしも、後半の11月23日・24日・25日まで美観が維持できるかどうか、最大の不安でした。
天候や気温に大きく左右されるモミジの色づきですが、全く先がよめません。成り行き任せとしか言えません。
いい紅葉具合にライトアップが重なった事になり、天候にも恵まれ、大興善寺といたしましては、ベストといえるもの。それが平成最後の紅葉ライトアップでした。
毎年、このようにいけば申し分ありませんが、幸運としか言いようがありません。
普段は小さなお寺が主体でこのような企画を進めていますので、財力・人力など、すべてが乏しい中での活動です。多くの方からのご支援・ご声援があればこその催し。
来年も、ますますのご支援・ご声援を賜りますようお願い申し上げます。
何とかならないものかと知恵を絞りながらの進行が実情。そうやって繰り返してまいりました。
主催者といたしましては、今年も「夜の紅葉狩り」無事終了となり、ひとまず安堵しております。
またきて日中の紅葉
クライマックスとともに夜の紅葉は終幕となりましたが、夜が明ければ、またも美しい紅葉が煌めきます。
日中の大興善寺紅葉は、まだまだ健在。
契園にて、舞台とともに色どりを艶やかに移ろわせながら、紅葉模様が広く展開しております。
今後も錦を描くような美の感動を、皆様におすそ分けできることに感謝しております。雨天が重ならなければ、11月いっぱいは美観が継続となるでしょう。12月初旬まで維持できましたら、なおのことうれしい限りではありますが。
晩秋も終盤に入り、「大興善寺紅葉狩り」受け入れ体制も若干変更となります。
交通事情など、お車での直接アクセスや基山駅からのタクシー利用等に限られてまいりますが、平成最後の年、まだ見ぬ(日中の)紅葉名所ということでしたら、大興善寺までお越しください。
平成30年11月25日 大興善寺住職 神原玄應