錦秋の大興善寺紅葉狩り

大興善寺住職です。

絶好の紅葉狩り日和を迎えることになりましたので、そのごあいさつとなります。

足早でした紅葉

11月当初は、超特急のように加速していた紅葉具合。

それに伴い、早々に見ごろ宣言いたしました。

今週に入り、幾分おだやかな進行になりましたが、それでも例年以上に早い紅葉の様子。

足早な紅葉への対応のため、ご来訪の方々への対応が後手後手とならざる得ませんでした。本日まで、今年の紅葉狩りにまいられた方々には、感謝とともに対応不十分でありました点、お詫びを申し上げます。

早すぎた紅葉と予定がちぐはぐとなり、心労も募る毎日でしたが、16日現在、いい塩梅で紅葉範囲も広がり、秋色いっぱいの中、以降おもてなしできることに安堵しております。

おそらく来週末(11月25日)まで絶好の紅葉狩り機会ともなりそうです。

入れ替わり・立ち替わり

冒頭写真。茅葺の本堂を境として、色めく紅葉スポット「境内」と陰りが見えてきた紅葉スポット「契園入口」をとらえたものです。主役が入れ替わる様を写しているようにも見えます。

11月8日の見頃到来とともに、鮮やかな色づきでお客様をお迎えした契園入口から八万四千塔最初の塔付近の紅葉。今週末にも有終の美を飾る形となりそうです。

本堂を取り囲む紅葉(11月16日現在)

お名残惜しいところでありますが、これから続々と主役を張るような紅葉名所が登場してまいります。

おもてなしの準備着々と

ようやく11月17日より歓迎の準備も整います。

公共交通機関ご利用での紅葉狩りには、JR基山駅からの臨時バスが9日間運行。

これまで準備中でした飲食関連。うどんウエストさんも臨時バスと時を同じく開店します。

17日からは、各種催しも始まります。

定番かつ昨年リニューアルしました大興善寺の紅葉ライトアップ。こちらは土日開催です。

そのほか諸々ございますが、詳しくは、紅葉観光案内をご覧ください。

錦を描く紅葉

契園上空からの紅葉模様(11月16日撮影)

今朝は、契園にてのドローン撮影に帯同することになりました(大興善寺は、落下の危険性が高い場所かつ私有地として、敷地内のドローン撮影を原則禁止しております)。

その撮影写真を幾点か拝借し、16日の紅葉情報として公開いたしました。上の写真も、契園上空からの光景です。

ずいぶんと色づいている様子。そして山寺ならではの紅葉を一望できる写真。

ですが、写真は敷地の一部分。緑の下にもモミジが生息しておりますので、紅葉スポットとしての大興善寺を表しているとは言い難い光景です。

大興善寺、とりわけ契園では、紅葉が山沿いに折り重なっており、浮き彫りになる様相です。

イロハモミジの木々ごと、枝葉ごとに色合いを変え、錦を描くような紅葉が展開してまいります。

11月16日石段
仁王門そばで錦を描く紅葉(11月16日)

それらの紅葉を、さまざまな方面から触れ合うように拝観できるのが、大興善寺紅葉狩りの特徴ともいえます。

たゆたう錦

錦鯉
池でたゆたう錦鯉

11月の大興善寺は、錦を描くような紅葉が展開してまいりますが、私も責任者として動向に気をもんでいる毎日。

もう一つの錦がらみでは、鯉も悩みの種でした。

人が少ないオフシーズン。鳥獣により、錦鯉が襲われることも少なくありません。

それは例年のように繰り返されますが、今年は想定外の出来事。夏に当地を襲いました水害により、多数の鯉が流されました。

寂しくなりました池の水面。ようやく目途がつき、先日錦鯉を補充することになりました。

契園の日本庭園にあります池の中、たゆたうように、ゆらりゆらりと泳いでおります。

見上げれば紅葉が模様を描き、水面には錦鯉が模様を描く晩秋風情です。

錦秋ゆるりとお過ごしください

大興善寺は山寺。坂の多い紅葉スポットでもあります。

訪れる皆様も、ご無理なさらずに、ゆるりと錦秋の舞台を歩きつつ、時には立ち止まりながら、現地の紅葉狩りをご堪能ください。

平成30年11月16日 大興善寺住職 神原玄應