移ろい交わる紅葉模様

11月21日朝の大興善寺境内

大興善寺住職です。

今回のブログ記事は、動画から始まります。昨日21日朝撮影の大興善寺境内広場。

紅葉の大興善寺といえば、この景色を思い浮かべる方も多いでしょう。

本日お昼ごろに境内を覗いてみますと、朝方の小雨で、イチョウの黄葉が少なからず地面を覆っているのが目に入りました。

それが冒頭の写真となります。

境内を彩る紅葉は、無事の様子。絵になる風景は三連休も維持できるものと思います。

長い紅葉シーズン

先週までの経過は、過去のご挨拶にまとめております。

シーズン当初は、焦ってばかりの紅葉気配。今年の紅葉シーズンは、例年と比べ天候に恵まれましたので、思いのほか長いものとなりました。

もちろん同じ場所ばかりが見頃とは言えません。

定番は「この場所」と決められないのが、大興善寺紅葉狩りの特徴。

大興善寺の紅葉は、広い山地を転々としてまいりますので、お客さまが喜んでくださる紅葉スポットも、日々移ろいます。

今週は、冒頭の「境内広場」が人気の紅葉スポットとなりました。

紅葉取材の日々

当ホームページに掲載している日替わりの紅葉写真は、住職の担当。

冒頭動画にも、私がカメラを構えるところ映っておりますが、このように毎日取材をしております。

日頃は大急ぎでの撮影。

観光に訪れた方でしたら、ご存じでしょうが大興善寺は山地。

80代半ば近い年齢での広域取材は、毎日ともなりますと想像以上に堪えますので、これまでの経験則からポイントを絞り、手短に済ませることが多いです。

本日は、余裕がありましたので、紅葉模様が広がる中、頂上方面、100メートルほど上に登ってみました。

名勝は上にも展開

頂上の「契山観世音」から「朝日が丘」と名付けた東側一帯へも足をのばしました。

見上げるモミジ、見下ろすモミジ。スケールの大きな契園一面に広がる紅、黄色、緑などの色彩が入れ混じっての錦秋模様を描いており、カメラを持ち込まなかったことが悔やまれるほどでした。

お会いするお客様も、異口同音に紅葉の美観を称賛してくださっております。上っただけの甲斐はあります。

三連休のおすすめ紅葉スポットは、この辺りも含まれます。

ぜひ契山観世音までの散策にチャレンジしてください。今、きれいに色づいている契園上部一帯は、平成28年1月の豪雪で、随分痛めつけられたところです。知る人ぞ知る大興善寺有数の紅葉スポット。

この一帯が甦ったことは、感慨無量。

難しい状況の中でも、自然の恵みが、精一杯輝いていることに「ありがとう」を捧げたい思いです。

登り降りしての散策。契園各所もずいぶんと艶やかになっている様子。明日からの三連休にご来山いただき、色彩豊かな紅葉を愛でて頂ますようお願いいたします。

法要・催しの準備

日々の職務に加え、三連休は催事も多く、準備や対応に直面している毎日でもあります。

23日の「天台会法要」および「声明公演」にて、私が導師として出仕いたしますので、準備は欠かせません。

比叡山で行われている法要を、地方の寺院で行うのは大変です。

声明研究会の僧侶方の参加頂き、日常的に修練を積んだ成果の賜物として、法要ができております。

先日の円仁さまに触れた記事

でも述べましたが、慈覚大師円仁さまは、大興善寺を再興されたお方と伝えられております。

その円仁さまが、平安時代に唐より持ち帰られた仏教音楽「声明」が、1000年の時空を超えて、展開できることを喜び、長い間、大興善寺をお守りくださった方々への感謝を込めて勤めさせていただきます。

紅葉に囲まれる中、熊野神社拝殿での声明お披露目となります。